岡山って「ディレクター」が少ないと思ったよ。

2018年5月28日

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地方は、ITリテラシーが低いというより、依頼者と制作者の間に大きな溝があって、その溝を埋めるディレクターが少ないんでは?と最近思いました。

ここでも書きましたが、

WEB周りが少し触れるだけで、重宝していただけて、とても有難いのですが、分からないことがあってもググらなかったり、東京では日常的に使っていたIT用語を知らなかったりして、「やっぱり地方は、ITリテラシーが低いだなあ」と生意気に思っていました。

ちなみに、前の会社では、新卒入社して2日目に先輩から
「わからないことあったらなんでも気軽に聞いてね~☆」
と言われ、Excelの使い方か何かで分からないことがあり、その先輩に質問したら、
「え??まず、ググってから聞いて」
と怒られ、当時は、これが社会の理不尽さかと思いましたw

でも、今は、
WEBできる=パソコンに強い=パソコン系で分からないことはなんでも聞いてOK
みたいな感じになっているので、

「家にインターネットひきたいんだけど、どうすればよい?」

「パワポのテーマの設定が分からないから教えてほしい」

「WEBでアンケートを取りたいんだけど、どうしたらよい?」

ネットに関することはいっぱい質問されます。

もし、前職の先輩がいたら「ググレカス!」って本当に言っちゃうんだろうなあw

 

バリバリにITリテラシーが高い人もいる

で、いわゆるITリテラシーが低い人が、今の僕の周りに多い一方で、前に取り上げた

の勉強会とかに参加すると、専門的なIT関連の話で、ググりまくっていて、技術の話とかトレンドの話とか聞いていても、東京と比べ遅れているという印象を抱きませんでした。

そうなると、地方全体がITリテラシーが低いっていうのはちょっと違うなあと思います。

 

ディレクションが不在なのでは?

で、かなり個人的な意見ですが、地方全体がITリテラシーが低いんではなく、「依頼者」と「制作者」がはっきりと分かれてしまっていることによって、二極化が生まれているんじゃないかなと思います。

もちろん、会社とか、周りの環境によって一概には言えない思います。

実際、東京にいた時は、営業、マーケティング、デザイン、プログラマー…と別々のチームになり、それぞれが連動して感じでした。(もちろん全ての会社に当てはまりません)

<東京スタイル>
営業→企画→ディレクション→制作

一方の、岡山(地方)ではもっとオールラウンダーが求められ、専業というより何でもできることが求められていると思います。

けれど、営業側(依頼)と制作側の間で壁となっているのが、「技術」です。

実際に、会社で技術的な制作や企画の話をしていても、「技術的なことは良くわからないから技術サイドにお任せします」とよく言われます。

なので、営業側(依頼)が、進んで来れるのは企画までで、「技術」の壁は超えてきません。

一方で、制作側は、「技術」のことを分かっているからという理由で、ディレクション領域まで踏み込んだ仕事を求められがちです。

結果、

<地方スタイル>
営業・企画→ディレクション・制作

という、形になります。
これはこれで、問題なく回りますし、実際、会社でも一応回っています。

ただ、このスタイルで起こりがちなのでが、スピードは出しやすい反面、営業の企画が、そのまま制作に落とし込まれるため、本当にそれがお客さん的に良いのか?という観点が、制作過程で消えていきがちです。

実際に、
「この企画を技術に落とし込もうとすると、Aの方法になるけど、技術的に難しいから、Bの方法にしよう」

と進めていき、「そもそもの何のためにその企画を実行する必要があるんだっけ?」という立ち返り的な発想がなくなり、納期が近いからともかく進めるみたいなことが起きます。

結局、この依頼側と制作側にきっちり分かれている地方スタイルは、専門家に任せようという考えが根底にあるため、より良くするために必要なコミュニケーションが生まれにくいのが一番の問題かなと思っています。

 

で、どうするか?

やっぱり、ディレクターを増やしていった方が良いと思っています。
ディレクションって、岡山に来るまでは、
「なんか概念的だし、管理+αなんじゃないの?」
って思ったりしてましたが、ディレクターは、思考とかアイデアとか人間性とか総合力をもって、「目的に向かうための道を描く」とても大事な役割があると今は思っています。

とは言っても、ディレクターがすぐに増えるはずはないので、今は、制作側が、もっと企画のことをもっとよく知ってディレクション側へ近づいていく必要があると思っています。

※僕が言いたいのは、「全員がディレクターになろう!」ってことではなく、「依頼側」と「制作側」の溝を少しでも浅くするためにディレクションを意識しよう位のイメージです。

そもそも、ディレクションってやっぱりセンスの有無が大きく影響していて向き不向きはあると思いますし、僕は多分向いてないです。

そういう意味では、移住者で、技術系のことでまあまあ手を動かせる人は、外部の視点も持っているので、地方にいったらディレクターのポジションになりやすいと思っていますし、これからこういう人が地方ではより求められていくと個人的に思っています。

※この「まあまあ手を動かせる人」っていうのが肝かなと思っていて、やっぱりプレイヤーでなく戦略を立てるタイプの人とかマネジメントが得意なタイプの人とかは、オールラウンダーが求められる地方においてはマッチしないかもです。

こう言うと、「制作側が損してない?」って思われるかもしてませんが、人を動かそう思うならまず自分から!ですね……とカッコイイことも言ってみたいですが、そうではなくて、依頼側が技術の知識をもってもらえるのを待つよりも、こっちの方が多分スピードがでます。

しかも、岡山(少なくとも僕の環境)では、自分がやらないと本当に何も回らないということが起きるので、自分でどこまでできるのかをこれからも試してみよう思っています。

属人化をさせない仕組みとか、そういうのは追い追いでやっていくとしますw

ちなみにこんな本を読んだんですが、結構参考になりましたよ。
よくこういった類の本って、理論的で言ってることは分かるんですが、実際はなあ。。。
って思うことが多いんですが、とても実践に則して書かれてる印象でした。
制作進行するごとに章が分かれてるんで、手元においていて損はないかなあと。

 

とは言っても…

僕も社会人一年目は営業をして、2年目から新規事業とか立ち上げる部署に異動になって、その過程でアクセス解析とか、マーケティングとか、コーディングとかを少しずつさせてもらいながら、勉強してきて、今はちょっとしたJSを駆使したWEBページの制作とか、広告運用とかならある程度はできるようになりました。

そんなレベルなので、昔より技術に触れる最初の壁って低くなっていて、手を掛けるくらいはできるようになっていると思います。

しかも、今の地方ではそれでも重宝してもらえます。
だから、依頼側もhtml、CSS、JSとか、WEBの知識を最低限持てくれれば、もっともっと業務は効率的に進むと思います!本当に!

↓こういうのもありますしね。



…やっぱり、依頼側にも、ほんのちょっとだけでも勉強してくれたらうれしいというのが本音ですw

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