「素人だから分からない」っていう謙虚さを装った恐ろしい言葉の話。

2018年5月28日

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ちょっとカッコつけ気味なタイトルで恐縮なんですが、最近、仕事をしていて

「素人なんで分からないんです~。はるまきさん詳しいから教えてほしいです^^」

みたいなことを言われて、何気ない会話なのに、前職でのことを思い出して、少しヒヤッとしました。

「素人なんで分からない」

この言葉って、ときどき謙虚さを装った暴力になると思うんです。
(言い回しがちょいウザめですみません。)

あと一応、補足しておくと、この言葉自体を、「思考停止だ!」とか言いたい訳でないです。

むしろ、分からないことをちゃっちゃっとググれば良いと思うし、知らないことは知っている人に聞けば圧倒的にスピードが早いので、最短で答えに到達できるのに、あえて遠回りをする必要はないと思っています。

ここで言いたいのは、

「素人っていう盾を使って、攻撃してこないでください!本当に!」
ってことです(涙)

 

「素人」という言葉を使って、要求を通す人

そもそも、この言葉を使って要求通す人って、

依頼者 = 素人 = 自分は詳しいことは知らないっす。けど、ビジネス感覚はある。

制作者 = 玄人 = 詳しいこと知っている人。けど、ビジネス感覚はない。

みたいな構図が頭の中で出来上がっていがちだと思ってます。

 

~前職での実話①~

「はるまきさん、これさあ、全然うまくいってないじゃん!どうなってんの?」

「あ、これはですね○○の仕組みの関係で、成果がでるのはもう少し時間がかかるんです。
なので、■■を実施してカバーしようと思ってま…」

「いや、素人だから分からないんだけど、早く成果だしてほしい。詳しいことは良くわからないからさ。」

 

こういうことが、結構起きました。

こういう会話をしている時に出る、「素人だから分からない」って言葉は、大体「うるせー早くやれ」に僕には聞こえますw

 

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こっちも歩み寄るから、そっちも少し歩み寄ってほしい。切実に。

何かを一緒つくる時って、双方向でコミュニケーションとるべきだと思っています。

トップダウンで進めると、結果、制作側(手を動かす側)にしわ寄せがいきがちで、

「もっと考えながら、手を動かせよ!」

と手を動かせない人から言われたりします。

もっというと、たまに、自分のことをジョブズか何かと勘違いしちゃってるのか、単なる管理職なのに、(…くそおおーー、なんか色々思い出してきたぞおおおお)

 

~前職での実話②~

「システムのことはよく分からないけど、これをやって!ユーザー第一主義やで!」

と前のめりに依頼してきて、

「こうした方が良いんじゃないですか…?」

みたいなことを言うと

「何で技術的なことばかり言うの?よくわからないけど、ユーザーには関係ないことでしょ?」
(翻訳:若輩者のお前、うるせー、つべこべ言わずに早くやれ!)

って言われました。

で、出来上がったものを見せると、

「え…何でこうなるの?なんで分からんのかなあ…はるまきさんは言われたことしかできないの?」

みたいなことを言われたこともあります。
(よくキレなかったなあ。)

ちなみに、自分はエンジニアではないので、技術っぽいことは特に言っていないんですが。。
当時は、まだ3年目くらいだったのもあって、特に下に見られてたのもあると思います。

 

”できるだけ”両者がそっぽを向かないように

こういう依頼と制作のコミュニケーションは、どっちが正しいとかではなく、両者の溝を浅くして、より良くするために絶え間なく、コミュニケーションを取ることがやっぱり大事だと思うんです。
特に岡山では、こういうことが、もっと起こりやすい環境だと思ってるので、注意した方がいいですね、きっと。

やっぱり、「うるせー早くやれ!」(翻訳済)ばかり言われると、もうその人のことを信用しなくなるし、一緒にサービスを作りたいなんて気持ちは、全然起きなくなっちゃうので。

だから、制作側も、くどいくらいに文書化したり、確認をした方が良いと思っているし、しつこいくらいに歩み寄ったほうが良いとも思っています。

 

それでも、やっぱり、人には向く向かないはあると思うので、依頼者の気持ちも、制作者の気持ちもわかって、お互いの対立を融和してくれるディレクターの役割が、大事なんだと思っています。

もっと言うと、ディレクターは、間に立つからこそ「言うべきことは言える凛とした人」が大事なんだとも思います。

 

 

……と言いながら、これってずーっと語られてきたことなので、
そう簡単に解決する問題では、ないんですよね。

こう言っちゃうとあれですけど、やっぱり

「話が通じない人は、もう何を言っても本当に通じない」

ので、そこで精神を消耗するより、やっぱり逃げちゃったほうが良いですよね。。

上の実話で出てきた人も、話が通じないだけじゃなくて、
「気づいたら、自分に責任を押し付けてくる」
っていう状態がよくあったので、結構、しんどかったです。

その時は、お酒がないと眠れなくなってましたね。その人いなくなりましたが。

やっぱり、どうしようもなくなったら、逃げたほうが良いと今は思っています。

 

僕の場合は、そのあと、こういう上司と出会えたのは良かったです。

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